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観蔵院本堂

ご本尊 不動明王

本 堂

昭和60年4月に落成した本堂は東向きに建てられ、入母屋造りで大きさは七間四面です。木造建築で、主体は欅、ほかは青森檜葉を用いており、屋根は本瓦葺 きです。ご本尊は大聖不動明王を祀り、脇壇には弘法大師並びに興教大師を配しています。両脇間の壁面には西川みつ子の紺紙金銀泥金剛界曼荼羅と胎蔵曼荼羅 が掛けられています。
観蔵院のご本尊は不動明王です。お不動様は大日如来の教令輪身で、大日如来の命令を受けて衆生救済の活動をする尊で、人々を護ることを誓願としています。
また、堂と書院をつなぐ渡り廊下には閻魔天が祀られています。

薬師堂

薬師堂のご本尊の具名は薬師瑠璃光如来といい、一般にはお薬師さんの愛称で親しまれています。当山のお薬師さんは「日の出薬師」と称され、古くより地元の 人の信仰を集めてきました。当山では毎年1月元旦に「薬師護摩」を修行します。この日の出薬師は、まさに日の出のように、私たちの生活を照らし、救いの手 を差し伸べてくれる尊です。
また、この薬師堂の天井には縦5列、横11列、計55枚の天井絵が描かれています。染川英輔とその弟子たちによって描かれたこの天井絵は、既存の図柄を参照するのではなく、実際の花鳥風月をデッサンして描かれたものです。

 

<薬師堂の天井絵>
梅・染川英輔
           

紅葉と鴛鴦・染川英輔     

稲穂と雀・染川英輔       

松と鷹・石川義和        

木槿・土田ハル         

薬師堂の天井絵

薬師瑠璃光如来

書 院

書院(客殿)は基本的には檀信徒が利用するために造られた建物です。現在はご法事をはじめいろいろな会合に利用されています。たとえば2階の大広間は仏画 教室を中心に、表具の会や法和会の会場ともなっています。1階のいくつかの部屋は、法事の後席や俳句の会などさまざまな目的に用いられています。壇信徒の 方はだれでも利用できます。

会 堂

平成19年11月に落成した会堂は檀信徒の皆さまがご利用できる多目的な建物です。床は板張りの椅子テーブル席で、36畳の広さがあります。この席は御法 事の後席や会議・講演の会場などとして最適です。併設して造られた和室は茶室となっていますので、お茶会などにも利用できます。

会 堂

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